翁犬ブログ

老犬ラブラドールの日々

ザワークラウトを作る

うちの親父は家庭菜園をやっているのですが・・・。

冬キャベツの収穫時期で、最近うちにはでっかいキャベツが何個かあって、なかなか減らないんでちょっと困ってます。翁はいっぱいキャベツが食べられて、喜んでいますけれど。

キャベツ、炒めると小さくなるのでそこそこ食べられますけど、生とかだとホント全然減っていきませんよね。そこで、野菜の処理に困った時のうちの定番、保存食の王様「漬物」にすることにして、「ザワークラウト」なるものを作ってみることにしました。ドイツでソーセージの横にくっついてくる酸っぱい漬物なあれです。

作り方を見てみると、要るものは塩だけ。発酵させていくのはキャベツについている自然の乳酸菌などとのこと。これは実験&発酵食品好きのおっちゃんにとって、かなり興味深い料理です。

作り方は簡単で、キャベツを洗って千切りにして、塩を揉み込んで密閉容器に入れてその辺に放置しておくだけ。メッチャ簡単ですが、衛生管理に失敗するとあえなく腐っていくパターンです。

水で洗い、2%の塩でもんで、普通は滅菌したガラス瓶などに入れるようなのですが、チャック付きポリ袋にギューギューに入れて軽く空気を抜いて、室内に放置してみました。

なお、シンプルなものはキャベツだけで作るようなのですが、お好みでハーブやスパイスなどというレシピもあったので、ピクルスみたいなもんだろうと考えて、冷凍してあったディルと、粒胡椒、にんにくも投入してみました。※調べてみるとピクルスも、一般的な酢漬けではなく、同じように自然発酵でも作れるようです。

で、3日ほど経ったザワークラウトがこちら。



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ちょっと水分が少なく、キャベツが全て浸かっていません。この場合、腐敗の可能性が高くなるということなので、大事を取って2%食塩水を足しておきました。

なお、三日目くらいから少しづつ味見もしていますが、若干発酵しているようで、わずかに酸っぱいです。が、まだ普通に塩もみ浅漬キャベツな感じでした。冬場なんでもうしばらく置いたほうが良いようです。

おばちゃんは、「ちょっと独特の匂いがあるんで苦手かも。」と言ってましたが、自分は大丈夫でした。発酵が進めば、もうちょっとこなれてくる可能性もあるのではないかと思ったりもしています。

ということで、もう少し日にちが経ったあとでどうなるか、ちょっと楽しみです。あえなく腐るかもしれませんが、またどうだったかご報告しようと思います。