翁犬ブログ

老犬ラブラドールの日々

翁、忍者になる その四

肉体より、精神がかなり疲れてみんなのところに戻った第1班。そこではお義父さんとおばちゃん、そして翁がめっちゃのんびりタイムを満喫していました。

そして、お義父さんとおばちゃんの第2班出発。こちらもおっちゃんが案内役として付き添います。

本来は1班のコース取りが普通なのですが、第2班は反対回りで行くことにしました。


飯道神社本殿
飯道神社本殿

本殿裏にある東ののぞきの眺望を堪能した後、1班が断念した巨石を見学に。降りるのはよりヤバいので回避して、蟻の塔渡りと胎内くぐりへと安全コースを通って向かいました。


胎内くぐりでのおばちゃん
胎内くぐりを降りてくるおばちゃん



さすがは!?大人。少々怖がりながらも、蟻の塔渡りもスムーズに渡れ、背が高いということの有利さを改めて感じました。

で、再び戻って平等岩へ。お義父さんは肩の調子が悪く、おばちゃんは腕の力がなさすぎるので無理することなく回避。おっちゃんだけ最初に登らなかった別のもう一本の鎖を使って、記念にもう一回登っておきました。


平等岩に登るおっちゃん

平等岩に別ルートから登るおっちゃん
(おばちゃん撮影)


そして、不動の押し分け岩をくぐって、結構さっくり修行は終了しました。


押し分け岩に入っていくお義父さん
押し分け岩に入っていくお義父さん



同じくおばちゃん
同じくおばちゃん



さっきの半分の45分ほどで戻りました。

ということで、一班も待っている間に十分に休憩を取れたので、下山することに。お昼を過ぎてかなり気温が上がり、地面に近いところを歩くオジイな翁にはリスクが高そうだったので、やばくなる前に、熱中症対策でネッククーラーを装着。首輪状になったポケット付きの布の中に、保冷剤を入れておくと、首がひんやりして体温上昇を少し抑えられるというグッズです。


ネッククーラーを装着した翁
ネッククーラーを装着した翁


翁も十分に休憩を取ったので、そこそこ長丁場の暑い日の山歩きでも大丈夫だったようです。ただ、オジイ故に昔は問題なかった段差がある階段の下りでは、時におっちゃんのハーネストグル持ちサポートを受けておりましたが。

ということで、全員熱中症などになることもなく、無事、登山口の駐車場まで戻ってくることができました。

そして、駐車場に設置してあった飯道山と飯道神社についての案内板に、忍者の顔出しパネルがあることを改めて確認したおっちゃん。あることをやろうと考えたのでした。

「そうだ、翁を忍者にしよう」・・・と。



案内看板

修験道」という
山岳信仰神道や仏教、道教陰陽道などが
結びついてできた日本独自の宗教が
山伏を生み出しました

修験道では山で修業をする事を基本としており
その修業をする人が「山伏」と言われたのです

その修験道より、忍術の多くを由来としているため
忍者と山伏には共通する点が少なくないようです

昔時代劇で、忍者が山伏に扮していたのには
そんな理由もあったのかとジジイになって納得です

ちなみに、上記案内板にもある超有名な
忍者の黒装束ですが
「後世に作られたフィクション(嘘)」らしいです

歌舞伎などの演劇において舞台から遠くの観客にも
忍者とわかりやすいように
衣装を変えたというのが最初らしいです

そりゃちゃんと考えれば、スパイ(しのぶもの)
なんですから
「俺忍者!」って分かる装束を
わざわざ着るわけないですよね

ということで、話は大きく脱線しましたが、翁、忍者になりました!


翁、忍者になる
翁、忍者になる!

(※ もちろん、顔出しパネルは
人が顔を入れる場所ゆえ
翁は顔を入れることなく
少し離れた場所にいて
カメラアングルで
顔を入れているかのように
なるよう調整しております)

ビンビンに画像処理&トリミングしたバージョンがこちら

この忍び装束の色
ネットで調べた「甲賀の忍び装束は柿渋色」に
ちゃんと準じています

ただ、柿渋から「暮れ染め」というのを施して
濃い焦げ茶色にするとか

伊賀忍者の場合は柿渋染めではなく
藍染(深い紺色)
だったのではという考察もありました

前記のように忍び専用の服装ではなく
野良着に袴をはき、手甲や脚絆をしたというのが
実際だったようです


なお、翁がメッチャしょぼくれた顔になっているのは、後ろで画像加工されているおっちゃんが、翁をあまりうまいこと抱っこできていないのと、純粋に嫌だったからと思われます・・・。

ごめんよ翁。けど、どうしても撮りたかってん、許してくれ・・・。

ということで、この後人間も顔出しして写真を撮り、(このブログの掟である顔加工で写真を出す意味がないので紹介はしません)水分補給して休憩して、解散となりました。

お疲れわんわん
お疲れになられたわんわんさん


山登り、大勢で登って楽しかったなあ、翁。以前に比べたらしんどくなりやすくなったけど、まだうまいこと設定したら行けそうやから、また山行こうぜ!

ランキングアップが更新の励みになります
下記ボタンのクリック、よろしくお願いいたします