翁犬ブログ

老犬ラブラドールの日々

おっちゃんコロナに罹る

妻の看病の時ですら感染しなかったコロナに、今更感がいっぱいですが、罹患しました。

先週半ば、朝方未明に強い悪寒と頭痛に襲われて目覚め、その後まどろみながら、何度も、同じような気分の悪い夢を見るという状態になりました。

インフルエンザにかかった時に同様の症状になったことがあるので、とりあえず熱を測ってみたところ、さほどでもなく37度ほど。インフルにしては中途半端な熱だなあと思いつつも、頭痛がかなりひどく、また、体が非常にだるかったので、この日は一日寝て休息することにしたところ、頭痛はよりひどくなり、熱も37度半ばまで上がってきました。翁の世話があり、時に渾身の力を振り絞って面倒を見ないといけないこともあったので、無理に引っ張ることなく、早々に鎮痛解熱剤を飲むことにしました。

頭痛などで寝れずに更に体力を消耗するくらいなら、さっさと薬を飲んで多少楽になって寝てしまう方が治りが早いですし、また、ジジイになって体力がなくなってきているせいか、以前より遥かに頭痛や熱などへの耐性が落ちている事もあって、最近は調子が悪くなったら、さっさと薬を飲むことにしています。

で、しばらくは落ち着いて寝られていたのですが、夕方、比較的マシな感じで目が覚めたあとで、今度は急に吐き気を催して嘔吐。ただ、変わらずさして熱はない状態ですので、これはお腹にくる系の風邪でも引いたのかと思いつつ、水分を多めにとり、胃腸の調子もよろしくなく、食欲もないので、この日は様子見も兼ねて無理に食べ物をとることなく、スポーツドリンクや果実ジュースのみでやりすごして、翌日。

頭痛はそこそこ治まったものの、だるさはあまり変わらず。インフルエンザのようなハードな高熱や関節痛などはないものの、若干の悪寒と、胃腸のむかつき、また、節々の痛みなどはあり、体温は薬が切れると38度ほど、効いている時は37度ほど。

風邪にしては、ちょっと頭痛やうなされ度などがハードでしたが、しかし、インフルにしてはあまりに熱が上がらなさすぎだなと思いつつ、そこでハッと、家にコロナの抗原検査薬が余っていたことに気づきました。

まさかと思いつつ、いやしかし、もしかするとあるかもとも思いつつやってみると、ガッツリ陽性。もうならないかと思っていたコロナに、遂に罹患してしまいました。

ただ、抗原検査をしたから判明したわけで、していなかったら、当初に予測していた「ちょっときつい風邪」だと思い続けていたと思います。

このように、感染力は強いままなものの、罹患したときの症状が、人によっては感染拡大当初よりかなり軽減していることから、普通の風邪と判断し、酷くなるまでは普通に生活したりしていて感染が拡大。もしくは無症状のまま普通に生活して感染拡大。

故に、現在においてもなお、コロナ感染は著しく衰えることなく継続しており、現状では感染に際して検査をすることも非常に少なくなっているゆえに、その実態を誰も把握できていない中、インフルエンザや風邪などと同様に、ステルス感染となっているのが現状なんだろうなあと、強く思った次第です。

更には、菌を保有していても症状が出ていない無症状の人も少なくないであろう状態で、コロナ前と同じような人との接触機会が復活、また、ワクチンの効力もすでにほぼ霧散している状況な中、今回の自分も明らかにそうでしたが、以前に比べれば除菌・感染防止に関しての対策も緩くなっている現状で、多少でも体力や免疫力の低下があるような状況下であれば、やはりあっさり罹患するんだなあとも、改めて思った次第です。

ということで、若干の予感もあったので、症状が出たときから少しは注意はしていたのですが、コロナの陽性判明から、妻との完全隔離と感染防止対策を強化しました。

なお、症状としては、鎮痛剤さえ飲んでいれば熱もさほど上がらず、頭痛や関節痛などもひどくならない状態で、喉もさほど痛くなることもなく、味覚や嗅覚も問題なく、咳や痰なども酷くはなくと、コロナ症状のイメージや、妻の罹患時の症状より遥かに軽い症状に驚くレベルでした。

2日目からは食欲も回復し、若干胃腸の調子はよろしくなかったものの食事もでき、翌3日目にして、ずーっと寝ていないとしんどいというような状況からは脱却。その後は順調に回復し、4日めには鎮痛剤の必要がなくなり、その後はただ、保有している菌の放出を防ぐべく、隔離状態を継続しているだけという状態になりました。

そんなわけで、自分の場合の初めてのコロナ罹患は、風邪よりはひどく、以前自分が罹患したインフルエンザほどは辛くないという、そんな症状でありました。

発症一週間を越えた現在は、ほぼ回復といった感じですが、若干の体力の低下と、けだるさや若干疲れやすい感じがあるといった状態は、未だあったりします。ただこれは、後遺症として残るようなレベルではないかと思われます。

それにしても、全くもって感染の経路について思い当たる節がほぼないというのが謎だったりします。潜伏期間の中央値である2~3日で考えると、週末にショッピングモール等に買い物に行ったというのが最大の要因かと思われるんですが、一応マスクもしてましたし、消毒薬も使ってたのになあって感じなんですが、確かに思い起こせばその後の手洗いや消毒関連は、甘かった部分があるかもという気もしたりします。けど、あれで罹るなら、もう防ぎようないような気もします・・・。

まあ、感染防止対策の甘さも大きな要因だと思いますが、やはり一番は免疫力の低下かと・・・。確かに最近、若干生活の質がよろしくなかったり、エグい寒暖差について対策が甘かったり、また、睡眠の質や量が悪かったりと、風邪などを引きやすい状況にはなっていましたので、やはりそこを突かれたのが最大の原因かと思います。

翁同様オジイゆえ、日頃からの健康への配慮はやはり大切だなと改めて感じた次第です。ということで翁、お互い気をつけて健康に楽しく過ごしてまいりましょう。

皆様もお体にはぜひお気をつけてお過ごしください。