翁犬ブログ

老犬ラブラドールの日々

ハンマーカンマー!

関東ローカル地上波で再放送をやっていた関係で、フジテレビの動画配信サイトFODでもドラマ「古畑任三郎」を期間限定で無料配信しているので、改めて観ています。

実は自分、三谷幸喜作品とのお笑い相性が非常に悪く、特にコメディー作品は概ね苦手なのですが、古畑は好きな推理物ということもあってか、当時から好んで観ていました。

多分、刑事コロンボが好きだったことが大きく関係しているかと思います。古畑任三郎倒叙物刑事ドラマの金字塔、刑事コロンボをリスペクトして作られたといわれていますので・・・。

その刑事コロンボも、近年全話を再放送していたんで、コンプリート視聴しました。放映当時や再放送当時は、子供だったので全てを観ていたという訳でも、ストーリーを覚えているとかもなかったのですが、コロンボの吹き替えの小池朝雄さんの声や、日本独自の独特のセリフ「うちのかみさんがね」とか、コロンボの表情やよれよれのコート姿なんかがとても印象に残っていて、なんか好きだったのです。

そんな刑事コロンボ、もう50年以上前の作品ですが、おっさんになった今観ても、十分以上に面白かったです。さすがに古臭い感じや、話にツッコミどころも結構ありますが。

そのコロンボをリスペクトして作られた、同じく倒叙ものの古畑任三郎も、30年ほど前の作品ですが、こちらも今観ても十分面白いです。それと、撮り方が舞台っぽいからか、時代は感じさせても、意外に古臭さがないのが秀逸だなと・・・。

 

まあ、ツッコミどころはコロンボ同様たくさんあるんですが、これについては現代の推理モノドラマとかでも、なんぼでもありますから、しょうがないことかと思う次第です。

ということで、改めて古畑任三郎を観てみて、キャラ立ちとか脚本は大切だなと強く感じました。古畑のキャラ、未だにモノマネされるくらいキャラ立ちまくってますし、ツッコミどころはあるとは言え、脚本も手を変え品を変えで、コロンボリスペクトネタなんかも含めてバリエーションに富んでいて面白いです。

あと、テーマ曲と劇伴曲も秀逸でした。あの劇伴あっての古畑という部分もとても大きいと思います。あの曲、もう観てた人なら誰でも口ずさめますもんね。

そして、そんな古畑任三郎を、近年誇張モノマネにして復活させたハリウッドザコシショウを、おっちゃんは改めて再評価しています。田村正和さんのオリジナルが既に誇張モノマネみたいになってるのに、更にそこにかぶせていくというセンス。ハンマーカンマーなんて一言も言ってないのになんとなく言ってた気になる雰囲気。面白くなるはずです。

まさに、ハンマーカンマー! お察しします!


寝そべる翁
そうそう、あと一つだけ

翁さんは写真がお嫌いですか?

んんんん~~っ
お察しします


イヤイヤあくび翁
写真が嫌すぎるが故の
あくびですか~

どうもすみませんでした

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