今年も庭にお友達がやってきました。
自分にとってはお友達ですが、うちのおばちゃんにとっては大嫌いな生き物「カエル」です。ちなみに、昨年のお友達はこんな感じでした。(注:下記のリンクにはカエルの写真が出てきます。カエルが嫌いな方はご覧にならないほうがよろしいかと思います)
今年のお友達も、翁がトイレに行くと、驚くのか草むらから飛び出てくることがあります。おばちゃんはそんな遭遇があった時は戻ってきて、「またあいつがでた!」とプンプンです。
カエルが後ろ足を伸ばすと長いというのが、個人的にすごく気持ち悪く見えて嫌いらしいのですが、先日は、「網目のフェンスに飛びついてよじ登ろうとして、片後ろ足だけがメッチャ延びていて最高に気持ち悪かった!」と大変にお怒りでした。
なぜだか、お友達と思ってる自分より、おばちゃんのほうが遭遇率が高いです。ほんとおかしななものです。
ちなみに、今まで自分が見た時は、二度ほど草むらから床下の同じような場所に向かってビョーンと飛んでいき、何処かに隠れていました。もしかすると、そこに寝床とか隠れ場所的な所があるのかもしれません。
その後、どうやら居場所が確定したようで、昼間は茂ったイワダレソウの中に潜んでいます。保護色なので見づらいですが、大体同じ場所なので分かるようになってきました。しかし、その場所は翁がよく通る場所だったため、ビョーンとするのがめんどくさくなったのか、最近は場所を変えて、翁があまり通らないところへ移動しているようです。
そんなお友達を見ていると、生き物の縄張りというのは確固たるものとして存在しているもんなんだなあと思いました。まあ人間でも、より動物に近い生態を持つものは、「お前、どこ中や?」とか、「誰のシマで商売してるねん!」とか、「誰の領土に侵入してきてるねん!」とかあるんで、縄張りというのは生き物の本能としてあるんでしょう。
ちなみに、今年のお友達は、おばちゃんが超嫌悪するレベルなかなりの大きさです。大きさから考えると、トノサマガエルかダルマガエルだと思われます。ただ、メッチャ静かですし、その大きさからも、(※)鳴くことはないメスのようです。(※カエルは一般的にオスよりメスのほうが大きいそうです)
暑い日中に見かけた時は、おっちゃんは散水ノズルを霧モードにして水を浴びせかけてやるんですが、昨年のオスの時のように、水がかかってしばらくしてから鳴き出すということもないので、ちょっと面白くないです。
うちの庭ではガパオ(ホーリーバジル)という、ガパオライスに使うハーブを育てているのですが、しそ系の葉ゆえチョウチョの幼虫が育つのに良いらしく、ここのところはしょっちゅう蝶がガパオ周りを飛んでいたり、翁のトイレタイムにどこからともなくおっちゃんと翁を襲うべく、藪蚊が大量に出てきたりと、田舎故に様々な飛ぶ系の虫がたくさんいるので、お友達はそれらを狙ってこの辺に生息しているのかと思います。
なお、蝶の幼虫(イモムシ)はガパオの葉をガンガン食べてしまうので、駆除する必要があります。ただイモムシをテデトール(手で取る)のはかなり面倒なので、お友達には蝶が卵を生む前に、ガンガンその親の蝶を食べてくれれば良いのですが、中々にどんくさいようで蝶はいなくなることもなく、よってガパオにはそこそこイモムシがついていたりします。けれど、昨年よりイモムシは少ない様子ですので、お友だち効果も多少はあるのかもしれません。
ちなみに翁は、カエルが飛ぼうがなにしようが、全然気にすることはありません。オジイゆえの眼の衰えによって、そもそも見えていないのかもしれません。
ということで、今年もお友達がやってきましたが、いつまでいるでしょうか。おばちゃんはすぐにでもどっかに行って欲しいようですが、おっちゃんは、ここは田舎ながらも人家が比較的多い場所ゆえ、天敵が現れる頻度も少ないであろうと思うので、腰を据えて長くいて欲しいなと思っていたりします。
驚いてビョンビョンしても、翁が襲ったり食べようとしたりはしないと思うので、天敵とはなり得ないから安心してくれ、お友達。
ご飯後
くつろぐ翁
しかしなぜにそんなに壁の方を向く
怒ってるんか?
(怒ってません、結構ここで寝るのが
好きみたいです)
超アップ
壁でカメラを引けず
ピンボケです
隙間
安心できるみたいです
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