このブログで何度かタイトルにしている「すげえよ!」シリーズ。今回は、ベンザルコニウムです。
ベンザルコニウムとはなんぞや?という疑問が沸き起こったことかと思いますが、正式名称は「塩化ベンザルコニウム」。陽イオン界面活性剤の一種で、逆性石鹸と呼ばれている殺菌消毒剤です。なお、なぜ逆性石鹸と言われているかというと、石鹸が陰イオン界面活性剤であることに対して、ベンザルコニウムは陽性だからです。
では、そんなベンザルコニウムの何がすごかったかについてご説明していきましょう。
うちは古い家なので、屋外に洗濯機を置くタイプなのですが、その洗濯機置場には、洗濯の排水だけでなく、コンクリ打ちしたちょっとした洗いものもできる場所があります。よってそこで、翁のトイレ後の用具や足ふきタオルなども洗ったりするので、コンクリが濡れている場合が多く、また、流れ来る洗濯洗剤などを養分にしていたりするのか、苔がメッチャ生えるのです。
時にたわしで擦り落としたり、また、漂白剤をかけたりして綺麗にしていたのですが、この作業が中々面倒で、また、全滅することもなく、しばらくすると再発する状態でしたので、他の方法はないかとネットで調べたところ、ベンザルコニウム2%溶液を苔に浴びせかけるだけで、数日後にはすっかり苔がなくなるという情報がありました。
ただ浴びせかけるだけで、その後水拭きしたり、洗ったりという作業をする必要がないというのも大変よろしい感じでしたので、早速試してみることにしました。
翁がおばちゃんの家に遊びに行く週末の午後は洗濯場を使わないため、苔の生えたコンクリを濡らすことなく半日以上時間をあけることができるので、そのタイミングでやることにしました。
ベンザルコニウム溶液自体は10%なので、2%にするために、5倍希釈にします。溶液が100ccであれば、400ccの水をたして、全量500ccにすると、2%溶液になります。人が手指を消毒する場合は0.5%にするらしいのですが、苔を死滅させるため濃い溶液にするようです。
この2%溶液を、100均の霧吹きに入れ、苔に浴びせかけまくりました。
できれば丸一日は濡らさずにおきたかったのですが、15時間ほどで水がかかる状態になってしまい、効果に若干の不安があったのですが、丸一日で既に、苔で緑色だったコンクリの色が薄くなってきており、その後数日経つと、すっかり苔は死滅し、コンクリにあった緑色や黒ずみなども無くなってメッチャ綺麗になりました。なお、玄関先のコンクリの黒ずみや苔にも余ったものを撒いたのですが、こちらもかなり綺麗になりました。
ベンザルコニウムでの苔撃退、すんげえ効果です。
何よりまくだけであとは放置という簡単さが最高です。また、きっつい殺菌消毒効果で苔はほぼ死滅するからか、施工してとりあえず半月ほど経ちますが、今のところ再発の気配が無いというのも素晴らしいです。
ということで、溶液はまだ全然残っていますので、これからの苔対策はベンザルコニウム一択です。
皆様もよろしければ是非お試し下さい。
こちらは安定の
写真を嫌がる真顔わんわん
メッチャ促されていやいやちょとだけカメラ目線
しかし、どんだけ嫌がりますのん・・・
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