翁ですが、頑張っています。
あの食べるのが大好きだった翁が、ここのところは普通に食べることもできず、また、腹水をジャバ・ザ・ハットのごとく貯め、歩くこともできなくなってしまい、もはやほぼ回復の望みは皆無となってしまっています。
が、そんな中でも、翁は寝床では決しておしっこをせず、「ちゃんと我慢できています」という様子なので、僕達は介護用ハーネスを使って翁を移動させ、未だおしっこスペースに行っています。
そんな状態で、もうかわいそうだという考え方もあると思いますし、事実そういう風に思うことは当然あるわけですが、翁が強い意志を持ってして、寝床でおしっこはしないと思っている以上、朦朧としてたれてしまうようにならない限りは、翁の意思を尊重することにしました。
そんなおしっこタイムでは、いつもほぼ寝たきりの翁も、自ら根性で立とう、歩こうという強い意思を見せます。今ではそれもほぼ叶いませんが、つい先日までは、驚くほどの根性で、少し歩いたりもしていました。
そしてきっちり、いつもの所定の位置でおしっこをするという、翁の生涯頑張るという生き様や尊厳を、未だみせつけてくれています。その後は、当然のごとくへとへとわんわんになりますが、達成感なのか、褒められて嬉しいのか、はたまた少し動いたからなのか、普通におしっこが出てスッキリしたからなのか、お目々がシャキーンとくっきりするような気がします。そしてその後、おしっこをした安心感からか、はたまたぐったりした体力を回復させる頑張りからなのか、少しだけ飲んだり食べたりするのです。
常に頑張る優しい賢い翁。もう頑張らなくてもいいのに、頑張りすぎだというレベルで、未だ頑張ってくれています。そして、こんな状態でも、おばちゃんが帰って来ると、しっぽを振って喜んでくれるのです。
ありがとう、翁!ほんま凄いよ、お前。
おっちゃんおばちゃんも、最期まで翁のやりたいと思うようにやれるよう、できる限り協力して頑張っていくから、なるだけご機嫌に過ごしてくれ。

未だ寝ぼけながらも
撮影に抗議するわんわんさんがこちらです