翁犬ブログ

老犬ラブラドールの日々

翁、好き勝手に歩いてみる


先日、みんなで散歩に行った際、「翁に指示などを出さず、好きな方向に行かせてみる。」というのをやってみました。

家を出た翁は、とりあえず右方向の山側コースへ。いつもは、過度なふんふんは、普通の道路においては原則禁止しているのですが、この日はなんぼふんふんしても指摘されることはないので、若干戸惑いつつも、翁はそこかしこを存分にふんふん。

徐々に山側へと歩を進めていき、赤山禅院前へとやってきました。


赤山禅院




門の手前で曲がると未舗装道路で
比叡山梅谷登山口へと行ける道があります。


上記の未舗装道で更にふんふんの度合いはアップ。散々ふんふんして、どこに行くのかと思ったら、案の定と言うか、梅谷登山道から山に入っていきました。翁、お前ほんま山好きやなあ・・・。

で、山道でも、もちろんふんふん。



ふんふんしながら歩くいぬ




そして、気になる匂い?
がある草の中にはもちろん顔を突っ込みます

更に、しばらくはふんふんしていましたが、山道が細くなってきたあたりから、山に登ることを意識しはじめたのか、それとも、犬などが散歩で入ってくる道ではなくなったからなのか、ふんふんは極端に少なくなり、しっかり歩くようになってきました。どうやら更に山を登りたい様子。まさか登るとは思っていませんでしたが、こうなったら付き合うしかありません。

そして、みんなで山を歩いて、いつも?の、水飲対陣ノ跡碑へとやってきました。


水飲対陣之跡碑と翁とおばちゃん1
おばちゃんと一緒に記念撮影



水飲対陣之跡碑と翁とおばちゃん2
うれしそうやのぉ、翁


このあと、どうしたいか翁に聞いてみましたが、明確にどのルートに行くとかはなく、むしろ「お前らはどないしたい?」みたいな感じもあったので、これ以上距離を伸ばすとお互いにしんどいとも思ったので、雲母坂ルートで下山することに。

で、この碑のすぐ近くにあった雲母坂城跡に寄ってみました。


雲母坂城跡1
こんなところに城跡があったとは
今まで全然知りませんでした



雲母坂城跡の翁
ここでも嬉しそうな翁



雲母坂城跡2
基礎になったであろう石などがあちこちにあります



雲母坂城跡3
尾根の一番高いところにあったので
見晴らしなど良く
見張りをするにはもってこいだったでしょう
近くに水(沢)もあり
谷も深く急峻なので防御にも適していたかと



雲母坂城跡4



で、この後は雲母坂を下って行ったのですが、終盤でトラブルが。日頃鳴くということは全くない翁が、突然ギャオワオーンと悲痛な声で叫びを上げたのです。驚いて見てみると、根っこの隙間に足がいかにも痛そうな感じで挟まっているではありませんか。

エライコッチャということでおばちゃんが素早く足をつかんで外しましたが、翁はちょっと痛そう。この日は好きにさせてもらって嬉しかったのか、終盤でも嬉しそうに小走りしていたりしたので、調子乗りすぎるなよ、ゆっくり歩けよっていうてたらこれです・・・。

挟まってた足を触ってみましたが、幸いにも折れたり怪我をしたりということはない様子、しばらく様子を見たものの腫れなどもなく、大きな問題はなさそうだったので、ホット一息で下山を継続。おじいわんなので、今後の山行でもこういう問題には今まで以上に十分気をつけないといけないなあと強く思った次第です。

その後、足の方は問題なかったようで、無事家に到着。自由に散歩させてもらって、更には大好きな山にも行けたのが嬉しかったのか、足を挟んだ後数分は、はっきりとテンションだだ下がり&凹みまくりでしたが、痛みもなかったようですぐに忘れ、それ以外は終始、大変ごきげんさんな翁でした。

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