うちのカレーは市販のルーを使わず、自家製カレー粉で作るがゆえに、インド風、洋風、和風、スープカレー風など多くの種類があり、更に、同じ味には二度とならない「適当カレー」なのですが、そんな中、最近のおっちゃんの流行りである、ドロドロカレーの作り方をご紹介しようと思います。
翁家風ドロドロカレーの作り方
材料ですが、いつも適当です。肉は鶏もも、鶏むね、豚バラ、豚こまが多いでしょうか。野菜は、親父がやっている家庭菜園で時として大量の野菜ができ、それをもらってすぐ食べないものを冷凍することが多いので、その冷凍物をドロドロの材料にすることが多いです。
特にどろどろになりやすいのは、カブです。昔、天下一品のラーメン出汁の作り方で、どろどろにするにはカブを使っているというのを何かで見たことがあり、天一風ラーメン出汁を自作する際に試してみたのですが、結構いい感じでどろどろしたので、その後どろどろ系スープを作る際には、カブを使っています。
カブの他には余っていた野菜、青菜とか、大根とか、玉ねぎとかを圧力鍋に入れ、水少量で十数分圧をかけた後放置し、ハンドブレンダーで粉砕すると、ドロドロスープの出来上がりです。
※＜天下一品で思い出したおっちゃんの言いたいこと＞
未だ「本店のスープは味が違う。」みたいなことを言っている人がいるみたいですが、昔の店舗ごとでスープを寸胴で作っていた時代とは違い、今の天一は工場で作ったスープをレトルトにして店舗に配送して温めているだけですから、そんなことがあろうはずがありません。床がネバネバしていて、旭味（化調）の缶が置いてあって、スープ作ってる時に独特の匂いがしてた昔の本店、懐かしいわあ・・・。おっさんになって天一は、化調が入りすぎなのか油が多すぎるのか、食後にもたれて気持ち悪くなることもあるんで食べられんようなったんで、もう何十年も行ってないなあ。ほんま、おっさんになったなあ・・・。
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時にうちでは、硬いわ、味ももう一つだわというような里芋の親芋とか、普段の料理には使うのが難しい物もあったりするので、こういうのも入れます。里芋を入れた場合は、ドロドロは更にごっつくなります。
カブや大根を入れて長時間圧力をかけると、蓋を開けた時に美味しそうではない独特の香りがすることもありますが、カレーにしてスパイスを入れるとわからなくなるのでうちでは問題ありません。
さて、仕上がったドロドロスープに、好きな肉と玉ねぎや人参などの野菜をいれてさらに煮て、和風出汁を入れたり、（出汁味をマイルドにしたい時は、最初から投入しておくことも多いです。）、粉末和風だしや醤油、粉末コンソメや創味シャンタン（化調ですな）などを入れ、お好きな〇〇風に味付けし、甘さを足したい時は、少量の砂糖やみりんなどを加え、最後に塩コショウで味を整えれば出来上がりです。（だし味を入れずに、素材だけでいくとインド風になります。なお、インド風にする場合、ドロドロスープを作る最初の段階で、多めの油を入れておくとよりそれっぽくなります。インドのカレー、バターとかすごいですから、油の投入量はインド風にする時のポイントです。）
ちなみに、先日作ったうちのドロドロカレーは、ドロドロスープは、かなり古くなったカブと、冷凍した大根、冷凍したカブの葉、にんにく、五香粉、創味シャンタンの素、味塩コショウ、サラダオイル。具としてはにんじん、玉ねぎ、鶏もも肉、レンズ豆、とうもろこしという、中華風で、化調多め系、具はワケワカラン系のカレーになりました。濃い味で好評でした。
先日仕上がったカレー
こちらはおばちゃんに
肘枕をしてくつろぐ翁
僕はカレー食べられへんがな
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