先の引っ越しでは「ヒバ油」が大活躍しました。
ヒバ油とは、その名の通り、ヒバの木から精製したアロマオイルのことを言います。
その効能は、防虫・抗菌・消臭・保湿・リラックスなどで、今回の引っ越しでは主に、防虫・抗菌・消臭の効能を期待して使いました。
以前も書きましたが、引っ越した家はかなり古いボロ屋で、しばらく人が住んでおらず掃除や換気なども行き届いていなかったため、押し入れの中などが若干カビ臭かったりしたのですが、この匂いを取り、防虫抗菌の効果も狙って、ヒバ油で作ったスプレーを、（ヒバ油 使い方でネット検索すれば、ヒバ油スプレーの作り方などがたくさん出てきます）押し入れだけでなく、天井、壁、後には板張り化するために剝がした畳の下まで、部屋中にまきまくってみました。
若干香ばしいような感じの独特の木の香りで、その匂いの好き嫌いは分かれるかと思いますが、自分は嫌だと思うほどではなく、ちょっとした森林浴感もあるので、キライではありませんでした。また、しばらく嗅いでいると、檜風呂に入ったときのようなリラックス効果もあるような気がしました。なお、この匂いについてはしばらくするとなくなります。よって特に問題はありませんでした。
なお、消臭の方ですが、強力な抗菌作用があるというヒノキチオールが含まれているが故か、2日ほど連続してスプレーを家中にかけまくったところ、数日後にはすっかりカビ臭ささはなくなりました。
この消臭効果については数十日後、別に発見された天井裏においての、きのこの腐ったみたいなメッチャ臭い匂いでも、瞬く間に効果を上げたので、自分はかなり効果があると考えています。
抗菌効果については、ヒバ油を買ってから、翁のグルーミングスプレーにも数滴加えるようにしているのですが、持病のアレルギーによるカイカイ頻度が若干少なくなったような気もします。まあ、これについてはグルーミングスプレー自体が、以前のものでも翁にとってはカイカイを緩和させる効果があったゆえに、ヒバ油の効果が著しいからといった断言はできません。
ただ、押し入れの抗菌消臭に使った後、今までの二ヶ月ほどは、特に再び押し入れがかび臭くなったということがないがゆえに、抗菌についても多少は効果を生んでいるのではないかと思っています。まあ、冬場で湿度が少ないゆえということも多分にあるかとは思いますが。
また、一説にはGなどの虫が嫌がる禁忌効果もあるということで、うちの場合、隙間だらけのボロ屋＆家の前が山ということもあり、おっちゃんの大嫌いな○カデやおばちゃんが大嫌いなGなどの家への侵入を防ぐために、家のぐるりにスプレーしています。
冬なのでその効用は分かりませんが、翁のグルーミングスプレーが虫よけの役割をする可能性もありますので、来春以降の山行きなどで、その効用を試してみるのも楽しみだったりします。
そんな訳でうちの家では、ヒバ油パワーが爆発しております。データを取ったわけではありませんが、おっちゃんの実感としては、抗菌と消臭については効果があると思っている次第です。
