うちの裏庭には、僕が「お友達」と呼んでいる生き物がいます。
殿様ガエルです。
近所に田んぼがあって、夜になるとめっちゃカエルが鳴いているので、多分そこから流れてきたんだと思うのですが、もう一ヶ月近くいます。
一時期、大きいのと小さいの二匹になったんですが、大きいのはある大雨の日の後、いなくなってしまいました。今は小さい方が残ってますが、こいつもホントは一ヶ月前のやつとは違うカエルかもしれません。
いつもだいたい同じところにいて、翁のトイレに行くとびっくりしてはねたりするんですが、「俺、いつも居るんやから覚えろよ」と思います。そう言えば最近、覚えたわけではないでしょうけれど、あまり飛ばなくなってきたような気もします。もし覚えたんならカエル、なかなかの天才ですな。
カエルのくせにあまり鳴かず、時にキュッと小さく鳴くのと、雨の降り出しでちょっとだけ鳴くくらいで至極大人しく、裏庭のグラウンドカバーに植えたイワダレソウの中にいるんですが、カエル好きなおっちゃん、飛んでくる虫をはむっと食べているのを観察したりしています。なかなかかわいいやつです。
（※調べてみると キュッと鳴くのはメスだけのようです。ただ、メスのほうが大きいらしいのに、うちでキュッと言ってたのは小さい方だったような・・・。成長途上とか同じメスでも個体差とかなのかな？
なお、上記鳴き声の違いから、雨の降り出しで鳴いてたのはオスだったんだなということも判明。オスがいなくなったから静かなんやなと。更に、うちにいるのはトノサマガエルではなく、ダルマガエルかもしれないという事実も判明。デザイン!?がかなり似てます。ちゃんと見てはないんでどっちなんだか今のところわかりません・・・。）
しかし、おばちゃんはカエルが大嫌い。ていうか虫関連全体が大嫌い。
自分はお友達と言ってるんですが、「全然お友達なんかとちゃう！」といつも怒られます。翁のトイレでビョーンとはねたりしたら「ひゃーっ」とか言って叫んでたりするんで、「お友だちが飛んだな」と思ったりしています。
いつも「どっかいけ」って声がけしているようですが、全然言うことを聞かず、居座っておっちゃんを楽しませてくれているので、結構居心地が良いのかもしれません。
一方で、全くお友達でないやつもついにやってきました。◯カデです。おっちゃんは◯カデが大嫌い。以前はおっさんでありながらも、見つけると絶叫し、グリコキャラメルのキャッチフレーズである一粒300ｍ逃げ出すほどだめだったのですが、今はなんとか殺虫剤をかけるくらいはできるようになりました。死んだやつを処理するのはできませんが。（◯カデだけは虫嫌いながらおばちゃんが、力いっぱい我慢して処理してくれます。おばちゃんありがとう。）
今の家、前が山で近くに川なんかもあるので、引越し前すでにやばいなとは思ってたのですが、やはり出ました。それも日をあけずに2回も。一度などおっちゃん危うく刺されかけでした。もうほんま恐怖とイヤイヤで一杯です。
慌ててハッカ＆ヒバ油水を家の周りや窓、網戸、玄関にかけまくり、ムカデよけの粉を撒き、更にはムカデコロリも置きましたので、（粉とコロリはパッケージの◯カデの絵さえ見たくないおっちゃんに変わって、おばちゃんがやってくれました。おばちゃんありがとう。）とりあえずそれ以後は見かけていませんが、恐怖で寝るのが怖くなったおばちゃんは、中華製の全周が網になったテント型の蚊帳を買って、現在はその中で寝ています。
おっちゃんはとりあえず、ハッカとヒバ油のアロマパワーで乗り切ろうかと思っていますが、次に見かけた瞬間、おばちゃんの蚊帳生活に続こうと思っております。
そんな訳で、田舎のボロ屋な上、近所が自然だらけでいろんなお友達やお友達じゃないやつがいる訳ですが、うちの爺さんながらお育ちはお坊ちゃんなお方である翁は、そのどれにもさして反応すること無く、日々泰然としております。ただ、直接たかられたときだけは、上記過去記事のように助けを呼びに来ますが。
でも、殺虫剤の匂いなのか噴射音が嫌なご様子。その時はスタスタと別の部屋に逃げていきます。どこまでもお坊っちゃまな方です。できるだけアロマパワーで殺虫剤使わんようにするんでちょっと我慢してくれ、翁。
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