翁犬ブログ

老犬ラブラドールの日々

翁、瓜生山へ行く

翁とおばちゃん
久々にみんなで山に行くことにしました。

比叡山コースは最近食傷気味なので、久しぶりに瓜生山へ行くことに。まずは曼殊院横にある武田薬品の薬用植物園を抜けつつ、登山口へ。このルートはほとんど人がいることもなく、今回も瓜生山山頂手前まで、誰にも会うことなく登っていきました。

翁は相変わらず山大好き。あまりにもふんふんが長いと「置いていくで」と言われて叱られますが、ほぼほぼ好きなだけふんふんもできるし、ある程度自分の好きなようにも歩けるしで、この日もテンションはダダ上がり。しかし、最近はよりおじいになったんで、前半でテンションが上がりすぎると、後半で激しく失速してしまうことが多くなってきました。

自分も山歩きは好きなんですが、山歩きのよろしくないと思うところは、登り初めが斜度がきついことが多く、メッチャしんどいということだったりします。もうちょっと最初ダラダラだったりして体に負担が少なく、体が温まってからハードになるというパターンだったら楽なんですが・・・・・・。

まあ自分の場合、ほぼ低山ばっかりのゆるゆる登山おっさんなんで、こんな事を言ってしまう訳ですが、何時間も登り続けるような高い山だと、最初も最後も関係なくずーっとしんどいわけですから、要するに自分の場合、そもそも体力がないということなんでしょうけれど。

ということで、この日もヒーヒー言いつつ時に急な登山道を登りながら、瓜生山山頂へと向かう尾根道へと出た訳です。

尾根に出たえへへ翁
さんざふんふんして好きなように歩き
明るい尾根に出てえへへな翁


ここまで来ると後は緩やかな登りのみ。更にすぐ近くにある瓜生山山頂後は下りだけになり、体は楽になります。まあ、おっちゃんのガラスの膝には、下りもまた試練になりますが。

しばらく歩いて瓜生山山頂に到着。この山頂は室町時代から戦国時代にかけ、将軍山城という城があったところらしいのですが、現在は、曲輪等の遺構が残っているくらいで、その面影はありません。

ここで昼食にしようかと思っていたのですが、家族で昼ごはんを食べる多分ロシアの方々がいらっしゃいましたので、昼食のバッティングは避けて、写真だけ撮って更に移動を開始しました。


奥の院
山頂にある奥の院
この裏には将軍地蔵が安置されていた
石室があります


山頂での翁1
山頂での翁


山頂での翁2



山頂から大文字方面を望む
山頂は以前より開けており
大文字や市街もよく見えるように
なっていました

瓜生山からの下山ルートとしては、狸谷山不動院方面と、白幽子巌居蹟方面へのルートなどがありますが、当初狸谷へ降りようかと思っていたのですが、翁がまだまだ行けそうなやる気を見せていたので、白幽子巌居蹟から石川丈山墓、波切不動尊へと向かうルートを歩くことにしました。

えへへ翁とおばちゃん
山が嬉しい翁の人


石川丈山墓
石川丈山


石川丈山墓の墓誌銘を食い入る様に見るおばちゃんと翁
墓誌銘を食い入る様に読むおばちゃんと
それを見る翁



石川丈山墓を見るおばちゃんと翁
墓を見つめるおばちゃんと
そのおばちゃんを見つめる翁


この後、少し下がったところで昼食。おっちゃんの握った、とろろ昆布と梅、牛しぐれ煮のおにぎりを食べ、翁もまぐろスティックとヤギミルクチーズクッキーのおやつを食べ、波切不動尊へ。

ここ波切不動尊に祀られる波切不動明王弘法大師の守り本尊と言われており、ボケ封じのご利益があると言われているようです。本堂の裏手には修行用の滝もあります。訪れる人も少ない超マイナーな小さなお寺です。

ここ波切不動尊からの下りは、住宅街の中を歩く形になり、登山道は終了です。翁は大好きな山が終了した上、お疲れモードもあってか大失速。まあ、それでもぐったりではなく、ゆるゆると歩を進めながら、家へと帰りました。

比較的ゆっくり歩きつつ、長めの昼食時間も取りつつ、総時間二時間半ほどをかけ、6kmほど歩きました。

まだ山行けるな、翁。また行こうぜ!

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