翁犬ブログ

老犬ラブラドールの日々

翁、長命寺山に行く その弐「山歩き」

お寺見学で待ちくたびれた翁でしたが、ついに念願の山歩きができる時間がやってきました。

結局のところ登山道は、長命寺の中腹駐車場から林道の西の端まで行ったヘアピンカーブにありました。

実は、登山用アプリで大体の登山道の在り処は分かってはいたので、本堂方向へ伸びる林道からぐいっと山に入れば大丈夫だろうと高をくくっていたのですが、お寺の周囲が柵で全て囲まれていたために行けずに、正規の登り口まで戻ることになったのでした・・・。


長命寺山登り口1
登り口




長命寺山登り口2
登山用アプリなどで調べていれば
間違えることはないです



長命寺山登り口3
ちなみにこちらの写真は
参考のためにと帰り道に撮ったものです

 

で、一路長命寺山山頂を目指します。ただ、長命寺山にはあっというまに到着しました。



長命寺山山頂と翁1



長命寺山山頂と翁2
恒例!?の写真いやいや大あくび



長命寺山山頂
333m
東京タワーと一緒です


この山頂は特に眺望もないので、第二の目標、津田山に向かいます。(他に奥島山・姨綺耶山(いきやさん)という山名もあります。3つの山名があるのですが、姨綺耶山は長命寺山号、奥島山は干拓する前※に島(奥島)であった時の山全体の総称(奥島の山、という意味かと)、そして津田山は現在の三角点名のようです。)

※この山の西側にだだっ広い田んぼが広がっているのですが、ここは昔、大中湖という湖で、戦後に干拓されたようです。干拓される前は、この山は奥島という、琵琶湖最大の島だったそうです。なお、当時の干拓建設事業の資料を見ると、開発当初の大変な苦労について記されています。

長命寺山から津田山までは、少し谷に降りたあと、津田山まで登っていく形になります。この谷から津田山への上りがなかなかに急峻で更に巨石も含め岩が多く、老齢の翁にとっては時に歩きにくい場所もあり、そんなところでは翁のハーネスの持ち手をおっちゃんが持ってサポートし、登りをアシストするというシーンが何度かありました。

が、それは犬であるがゆえの歩幅とか滑りやすいとかの問題であって、人にとってはすこぶる危険という事ではないので問題はありません。むしろ時に現れる巨石はなかなかに面白い景観で山歩きのスパイスになった次第です。

で、そんなこんなで、津田山山頂に到着。こちらには巨岩の磐座(いわくら)があり、天之御中主神の磐座と呼ばれているそうです。


津田山山頂と翁1
津田山山頂



津田山山頂と翁2




付近からの眺望
付近の開けているところからの眺望



磐座1
磐座



磐座2
祠もありました



磐座と翁
磐座と翁ともう一人のおばちゃんの足
なぜだかしょぼくれ顔の翁
お前らばっかりええもん食べて
自分はもうないのは悲しいわとでも
思っていたのでしょうか


ここで昼ごはんに。買ってきたパンを食べ、少し風が強かったので温かい紅茶が最高でした。翁もおやつタイム。のんびり昼休憩を取ったあと、戻ることに。

その道すがら、山頂からちょっとのところにある空奏テラス(そらかなテラス)という所に寄ってみることに。琵琶湖の素晴らしい景色が望めるという情報を見たからなのですが、噂に違わず、巨石の上から琵琶湖と東岸の山々がバキーンと見える絶景スポットでした。


空奏テラスからの絶景(パノラマ写真)
パノラマ写真作成ソフト
Autostitchによる合成

写真をクリックすると拡大して見れます


ここは、巨石の向こう側は落ちるとやばい危険スポットなのですが、湖側の巨石が盛り上がっていてそこに登らなければ滑落をブロックしてくれる形になりますし、下も見えないので、高所恐怖症の方にも優しく、危険度も少ない良い絶景スポットでした。

なお、帰りも何箇所かでハードジャンプが必要な場所で翁をサポートしつつ下山。無事に何事もなく順調に駐車場へと戻りました。

お寺見学など含め、のんびりモードで歩いて三時間ほど。景色も天気も良くいい山歩きができました。

翁の面倒は時間差入浴で交代して見ることにして、麓にある温泉「天葉の湯」に行くことに。そこそこ混んでましたが、サウナと激冷え水風呂でガッツリ整い、気持ち良くリフレッシュしました。


長命寺港からの景色
温泉地横の長命寺港からの夕景


楽しかったな、翁、また山行こうぜ!!

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