翁犬ブログ

老犬ラブラドールの日々

翁、忍者になる その弐

忍者の修行の地であったとも言われている忍者山こと「飯道山」にやって来た翁。準備を終え、神社へと向かう参道を登っていきます。

何度もこのブログでも書いていますが、山登りというのは、結構最初の上りがきついことが多く、登り始めに緩やかな斜面でウォーミングアップしつつ、徐々にきつくしていくというパターンを取ることが難しいのが、玉に瑕です。

この山もそのご多分に漏れず、初っ端からなかなかの上りで、更にはオジイの翁には厳しい、段差高めで幅がまちまちの階段というダブルパンチでしたが、たくさんの知り合いと山に登れる楽しさにテンションが上ったらしい翁は、おっちゃんの「後でしんどくなるから、階段の真ん中からピョンピョンしてあがんなよ!」という忠告を聞くことなくジャンプしまくり、山での翁の定番「何人たりとも俺の前を歩かせねー」も発動させ、かなり飛ばしまくりでした。

そこで、メッチャ短いスパンで休憩をいれることで翁を牽制。更に、階段の横の斜面コースを翁に強く勧めたり、誘導したりしながら上がっていきます。

登山道は風雨で若干荒れているところもあるものの、さすがは参道、しっかり管理されている様子で整備はされており、前記のように階段の段差と幅に難がある場所もありましたが、概ね歩きやすい感じでした。

しかし、ついに翁がスタックする段差が現れました。


スタック翁
ジャンプしようとしたものの
段差が高すぎて引っかかり
行くことも戻ることもできず
にっちもさっちもいかなくなったわんわん
(姪撮影)



なんとか脱出翁
なんとかにじにじ後ずさって脱出

いやいや、オジイでなくてもなかなか
この高さは厳しいやろ、翁
無理したら怪我しまっせ

ってことでこの後は
翁のハーネスのハンドルを
おっちゃんが掴んでサポートして
乗り越えました


この翁スタックシーンを見て、おっちゃんは翁がお子様で小さかった頃、山歩きで丸太を飛び越えようとしてキレイに丸太の上にお腹だけが乗って、両足は宙ぶらりんになって動けなくなり、にっちもさっちもいかなくなっておっちゃんの方を悲しそうな顔で見ていた事を思い出したのでした。あれ、メッチャ可愛かったなあ・・・。

それと、オジイになって子供に戻ってきてるなあ・・・、翁。

そんなこんなで、翁にもちょっと疲れが出てきて、歩きにも落ち着きが出てきた頃、飯道神社に到着しました。

こちらには大変にキレイな観光トイレも設備されているので、トイレ休憩も兼ねて再び休憩することに。景色もいいので記念撮影もしました。


飯道神社鳥居と狛犬
姪撮影の鳥居と狛犬



眺望1
南方向に眺望がありました



眺望2
メッチャいい天気でした



この日は、なんらかの催しがあったようで、境内には山伏的な方や神社関係者らしき方、また、礼服を着た氏子らしき方が数十名いらっしゃいました。そこで、参拝と修験道は後回しにして、先に飯道山山頂へ向かうことにしました。

山頂へは、神社から麓へつながる林道を少し歩いた後、比較的緩やかな尾根道を頂上へと向かう登山道を使いました。



山頂へ向かう林道
山頂へと向かう林道
(姪撮影)


トトロ
なんでか、トトロがいました
(姪撮影)

 



山頂へと向かう登山道
こちらは山頂へと向かう登山道
(姪撮影)


さほど時間もかからず、頂上に到着。さすがGW、結構な人が登ってきています。お昼前ということもあり、ランチタイムにしている方も多く、いやしいわんわんの人は、他の方のお弁当をガン見しておっちゃんおばちゃんに叱られたのでした。


飯道山山頂
山頂
北東方面に眺望がありました

画面真ん中あたりの遠くに三角形に飛び出た山は
近江富士と呼ばれる「三上山」です
こちらも登山候補でしたが
今回は落選


飯道山山頂引きの写真
ベンチなども整備されていて
お昼を摂るにはいい場所でしたが
GW故の人多すぎでパスしました



他の方のお弁当をガン見するいやしいわんわん
みんなで記念撮影中
カメラ嫌いのいやしいわんわんは
他の方のお弁当をガン見

この後おっちゃんとおばちゃんに
叱られるのでした

ただ、ガン見されていたお兄さんは優しい人で
嫌がることもなく
「食べたいもんなあ、でも皆食べてしもたわ。
ごめんなあ」
とまで言ってくださいました



山頂での翁
山頂での翁
嬉しそうでよろしおますな
(おばちゃん撮影)



この山頂は人が多くて、あまりに密集感があったので、ここでお昼は摂らないことにして、景色と記念撮影を楽しんだあと、再び神社へと向かいました。戻りは、急峻な南側の登山道を下って、途中東側の眺望を楽しんだ後、杖の権現茶屋休憩所へと更に下り、舗装された林道へ入りました。


東側の眺望
飯道山東側の眺望
鈴鹿山脈を望めます



また、神社近くからもルートを変えて、木食応其上人入定窟や石垣のみ残っている飯道神社の遺構などの横を通って、神社へと戻りました。

そしてここでお昼を摂ることにしました。

つづく

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