飯道山山頂から、飯道神社まで戻ってきた翁。念願のおやつタイム(人間はお昼ご飯)に突入です。
神社の下方に、木の影になっている、眺望もそこそこ良い草むらがあったので、そこに陣取ってお昼にすることにしました。
仁王立ちで陣取る!?翁
おばちゃんと翁
(姪撮影)
なんか翁は賢そうな
真面目な顔をしてますが
実はお義父さんの食べ物を
ガン見してるだけだったりします(苦笑)
おばちゃんの足にあごとお手々を乗せ、くつろぐわんわん
オジイやのに可愛いですな、あなた
梅干しおにぎりを食べるおばちゃんと
足に手を乗せて満面笑みの
ご機嫌わんわんさん
翁は手作りささみジャーキーや、お義父さんや、うち、そしてもうひとりのおばちゃんが持たせてくれた、あり過ぎる程のりんごを、たくさんもらってご機嫌さん。
おっちゃんとおばちゃんは、休みで暇やから作ってあげるわというありがたいお言葉にガッツリ甘えて、もうひとりのおばちゃんが作ってくれたおにぎりと、唐揚げや卵焼きなどの様々なおかずのお弁当でお腹いっぱいに。
そんな感じでしっかりとお昼休憩を取ったあとで、今回のメインとなる、甲賀忍者もやったかもしれない「行場巡り」にチャレンジしました。
事前に調べたところ、岩場もあり、翁は行けそうでなかったのでお留守番。ということで、荷物を置いて行きたかったのと、翁の面倒を見るのも兼ねて、2班に分かれて行くことに。
まずは、おばちゃんのお姉さん一家(お姉さん・姪二人)と、案内・サポート役としておっちゃんが向かいました。
事前の調べで、なかなかハードだという情報があったのですが、それは岩場をくぐるとかアトラクション的なところと、ごく一部の山道だけで、厳しい時は岩場だけ回避すればいいだろうと高をくくっていたおっちゃんでしたが、最初の天狗岩を過ぎるくらいまでは平坦で楽勝な感じだったものの、その後にあった下りは、初っ端からスリッピーな険しい下り坂で、鎖場もあったりで、小学生4年生の姪はいきなりビビってスタック。
おっちゃんが足の置き場を指示したり、足を持ったり、メッチャサポートして下っていき、更にその先、谷側が崖っぽい上りのほっそい登山道でも、「そこの根っこ持ち」だの、「落ち葉は滑りやすいからこっち歩き」だの、なんだかんだアドバイスしながら歩くこととなり、終了までにかなりの時間がかかりそうな予感が・・・。
そんな中、なんとか最初のアトラクション!?岩場、いえ「行場」、「不動の押し分け岩」に到着しました。
岩の細い隙間を抜けていくというものでしたが、ごっつかったり幅がメッチャ広かったりすると、なかなかに厳しいと思われる隙間を、ニジニジ進んでいくという、なかなかに面白い修行でした。
朽ちて文言上部がなくなってしまった案内板
岩場の隙間に入っていこうとする姪
こんな感じの狭い隙間を
ニジニジと進んでいきます
隙間の先も
また隙間です
ラストあたりのごっつい隙間から
出てきたおっちゃん(姪撮影)
「出っ張った腹が支えそう!」という
オヤジギャグに苦笑してました
しかし、さすがイマドキの女子高生
かっちょいい写真撮りますな
入口に「狭いので荷物をおいて入るように」という案内があるのですが、超納得。2班に分けて、初めから荷物を置いてきたのは正解でした。なお、この押し分け岩は、岩の横にパスルートがあります。
この岩を通ったあと、パスルートを少し戻って、平等岩へと向かいます。
上部から鎖が垂れ下がっており、それを使いながらよじ登っていく修行となっております。姪達は腕力の問題などでリスキーなのでチャレンジせず、おっちゃんだけが登ることに。
平等岩の上まで登るおっちゃん
若干へっぴり腰なのは
高いところが苦手だからだったりします
上からの景色
なかなかいい眺望でした
さて、平等岩の次は、難所と言われる「蟻の塔渡り」へと向かいました。蟻の塔渡り手前で、安全に神社に戻れる道、というのがあったので、そこまでヤバいのかと、おっちゃんが蟻の塔渡りとその先の胎内くぐりを先行調査。
蟻の塔渡りは、難所というだけあってかなりやばい感じでしたが、その先の胎内くぐりは問題なさそうだったので、塔渡りまで行ってみて、どうするか聞いてみたところ、「やってみる」とのこと。
「マジか!」と思いましたが、やってみたいのを無理と拒むのもなんなので、とりあえずやってみてダメそうだったらそこで断念することにして、まずはお姉ちゃんの女子高生からチャレンジ。
こちらが蟻の塔渡り
画面中央の四角い穴のところを
向こう側に渡っていきます
写真の撮り方を失敗したなと
反省しています
真ん中の木のところや
尖った岩の上から下の崖の写真を撮り
できるだけ斜めからも撮って
もっと立体感を出すべきでした
サポートの仕方に全精力がいっていて
ビビりすぎて余裕がありませんでした
ちなみに上記写真
真ん中にある木と岩の隙間を通って
更にその1m程先にある尖った岩の上に
登っていかないといけないのですが
この木の左下は
落ちたら大怪我必至の崖になっていました
一応左側にトラロープが網目状に
張ってありますが
ほぼ意味がない上に
尖った岩の上に登る際には
この低い位置にしかないトラロープは
全く機能しない状態で
気合と根性と
自己責任の必要性がマックスとなります
先に行って
どうするかとか能書きを垂れるおっちゃん
ちなみに、内心では大丈夫だろうかと
ビビりまくりです
さて、そんな危険度の高い、蟻の塔渡り。女子高生の姪は、握りたくないであろうおっさんの手を一度だけ使って(ごめんよ)スタックすることもなくクリア。次は、問題満載の小学4年生女子です。
しかし、さすが女子といいましょうか、怖い怖いといいながらも、おっちゃんのフルサポートを受けつつ、時間はかかったもののクリア。そして、二人のお母さんであるおばちゃんのお姉さんは、こちらが危ないと思うほどあっさりサクサク渡ってあっという間に終了。
結局男のおっちゃんが、一番怖がっていたという情けない結果となりました。
この後、胎内くぐりに。
押し分け岩はほぼ水平移動でしたが
こちらは下方に狭い場所を降りていく感じです
ここは、何ら問題なく全員進めましたが、その後が、かなり厳しい状態に。結構崖な急斜面を、あまり手がかりもなく上がっていくような場所になっており、更には、最後に結構しんどい形で回り込んで上部に上がるようになっていたので、先におっちゃんが
その先を調査しに行くことに。
すると、上がった先には巨石があり、鎖場になっていました。鎖は、平等岩以上の傾斜に設置してあり、更に長く、なんとかなりそうな迂回ルートもなかったので、これは無理だろうということで、ここで先に行くことは断念。
しかしそうなると、またあのヤバい蟻の塔渡りを戻ることになります。ですが、もう戻るしか方法はないので、皆に先が厳しいことを説明して戻ることに。
ただ、戻りは一度渡ったこともあって、一度目よりは全然スムーズに、皆、蟻の塔渡りを戻ることができました。
そうして、安全なルートから神社へと戻る道へと入り、神社上にある東ののぞきへとやってきました。
名前の通り
東方向の眺望が素晴らしい場所でした
右側の岩のところまで行くと
琵琶湖や近江富士も見えました
ということで、その後神社本殿を通って、待機場所に戻って第1班の行場巡りは終了。小学4年生もいたので、なんと1時間半程かかりました。
つづく
※参で終了と思っていたのですが、なんだかんだで四まで続くことに。いつまで経っても翁が忍者になりませんが、最終回の次回、遂に翁が忍者になります。
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