翁、健康診断に行く

持病を持つ老犬の翁は、半年に一度健康診断をしています。過日、その半年ぶりの健康診断に行ってきました。

混合ワクチンの接種もあったので、ワクチンと採血で２回の注射となった翁。流石に嫌だったのか、珍しくしっぽがくるりとなって超凹み顔に。しかし、なんとかやり過ごして注射及び検査は終了。

今回は、腎臓病兆候の経過を見ることもあって検尿もしたのですが、若干の腎機能低下はみられるものの、血液検査の数値と総合しても、未だ腎臓病という状況ではなく、経過観察継続ということに。

また、持病の心臓病については、現在のところは投薬が功を奏しているようで酷い悪化の傾向はなく、これまた現状通りで投薬を継続ということに。

結果、特に新たな問題はなく、また半年後の健康診断ということになりました。

なお一つ問題として、翁の心臓病の薬は、人間用のジェネリック医薬品を使っていたのですが、不正製造での業務停止などによる薬不足の影響をモロに受け、ペット専用の薬に変わったことで、薬価がとんでもなく上がったということがありました。

犬用より人間用の薬のほうが安いという、需要と供給の関係だと思いますが歪な価格体系に驚くと同時に、昨今の半導体不足などもそうですが、問題が発生するとあっという間に供給が脆弱になる現代の状況にも驚いた次第です。

ちなみにこの薬問題、ペット用の薬であるということで、ちょっとイレギュラーなやり口でクリアしました。

という事で、翁の健康状態としては特に大きな変化もなく一安心でしたが、暑くなってくると心臓には負担増になるかと思われますので、散歩や行動にはより一層の注意が必要かと思っております。

夏も翁がご機嫌に楽しく過ごせるようにしていきたいものです。