翁犬ブログ

老犬ラブラドールの日々

久々のインドカレー&チャパティ

過日、もう一人のおばちゃん誕生日パーチーでガパオライスを作る時、ふと思いついてジャスミンライスを買ってみました。

ジャスミンライスとは

長粒種の香り米の一品種。タイ語でカーオ・ホーム・マリ。「カーオ」は「米」、「ホーム」は「良い香り」、「マリ」はジャスミンを意味する。パンダン(ニオイタコノキとも呼ばれる香りのよいハーブ)やポップコーンを思い起こさせその香りは、典型的な包装と貯蔵では、これらの芳香は数か月以内に消失する。「ジャスミン」という名称は香りではなく、ジャスミンの花のように白いこの米の色を指している。
※以上 ジャスミン米 - Wikipedia    より抜粋

タイ米といえば

ということで、ジャスミンライスタイ米の一種類ということなわけですが、タイ米といえば、1993年の冷夏による米不足の際に、政府によって輸入されたタイ米を思い出すのですが、あのお米、おいしくなかったですよね。

でもあれ、もともと主食用ではなく、加工用として輸入したものだったらしいので、当然高いクオリティーであろうはずはなく、また、そもそもタイ米などのインディカ種は、本場は炊き方も違い、また、ご飯そのものを食べるという日本式の食べ方もしないがゆえに、日本人がインディカ米に全く慣れていたいなかった当時は、自分も含めて、不当に低評価を下したのではないかとおっちゃんは思っております。

なぜなら、その数年後に行ったアジア旅行で、現地のおかずと食べたインディカ米はいずれも美味しかったからです。貧乏旅行だったので安食堂ばかりでしたから、お高いお米を食べていたわけでもありませんが、現地のおかずとのマッチングが良く、美味しかった記憶しかありません。ただ、確かにインディカ米は、和食には全然合わないのは認めます。大体合ってたら、日本も米品種では少数のジャポニカ種ではなく、インディカ種にしますもんね。

それにしても、あの昔の政府のインディカ米へのやり口、日本の米利権を守るための陰謀だったのではないかと、そんな風に思ったりもするのです。

話はめっちゃ脱線しましたが

初っ端において、本題のカレー&チャパティから話はめっちゃ脱線しましたが、久々にガパオライスでタイ米を食べたおっちゃん、そのエスニックな美味しさに、残ったジャスミンライスインドカレーに合わせて食べてみようと思い立ちました。

そして、冷蔵庫に保存されていたアタ(インド製全粒粉)で、チャパティも作ることにしました。(※チャパティ=全粒粉で作るパン的主食。見た目はかなりクレープです。日本のインド料理店ではナンがメジャーですが、インドではナンは高級レストランなどでしか出ることはなく、家庭での主食はこのチャパティが主流です。)

インドカレーチャパティを作る

インドカレーは基本、日本のカレーのように長時間煮込んだりはしません。今回のレシピもそうですが、スパイス炒め5分、具材炒め5分、煮込み5分と、15分ほどで完成します。愛用本 「50 great curries of India」の、これまたよく愛用しているレシピ parsee red chiken curry mumbai(ムンバイ パルシー教徒のレッドカレー)を参考にして作りました。

 


本場のレシピでは、とんでもない量の唐辛子を入れるよう書いてありますが、そのまま入れると激辛が苦手なおばちゃんはもちろん、おっちゃんも食べられない可能性がありますので、超減量バージョンにしました。

なお、チキンカレーなのに鶏ももがなかったので、豚こまとささみ肉という激アレンジに。更にはココナッツミルクもなかったので、自作の飲むヨーグルトとバターで代用といういい加減な作りになりました・・・。

ただ、スパイスマニアなので、クミン・コリアンダー・ごま・クローブ・粒胡椒・シナモン・カルダモン・ガーリック・ジンジャーというスパイス類は全てクリア。このおかげでそこそこレシピのものと似たようなカレーが完成しました。

なお、チャパティも、捏ねて丸めて30分程置いておくだけで完成という簡単さです。今回レシピは インドの薄焼きパン チャパティ 作り方・レシピ | クラシル を参考にさせてもらい、チャパティより高級な「ナン」感を出すために、バターを投入して作ってみました。

ちなみにチャパティで使う全粒粉「アタ」ですが、日本製の全粒粉を使うと、現地のようなものにはなりません。過日、インドスパイス屋さんでアタを買った時に、女性店主さんに聞いたのですが、日本の全粒粉とは粉の細かさが違うので仕上がりが変わってしまうということでした。そんな訳で本場のチャパティを求める場合は、インド製のアタをお勧めします。


チャパティ、仕上げは寝かせた生地を麺棒で丸く伸ばして、フライパンで焼けば完成です。熟練するときれいに丸く膨らむらしいのですが、おっちゃんは一部が膨らむ程度。まだまだ修行が足りないようです。

なお、ジャスミンライスですが、本場での美味しい炊き方は湯どり法という炊き方らしいのですが、ガパオライスの時に炊飯器で炊いても普通に美味しかったので、今度は圧力鍋でやってみるとどうだろうと思って圧力鍋で炊いてみました。

更に美味しさを演出するためにターメリックライスにしてみました。(炊く時にただターメリックを入れるだけ。レシピでは塩とかバターを入れるものもありました。)

ということで、久々に作ったインドカレーチャパティジャスミンターメリックライスがこちら。


インドカレー&ターメリックジャスミンライス&チャパティ


そこそこ上手いことできました。

なお、圧力鍋で炊いたジャスミンライスは、炊飯器よりパサパサ感がなくいい感じ。もちろん、インドカレーとの相性もバッチリ。そのインドカレーは、アレンジしまくった割にはちゃんとインドカレー感も出ていて、本場のように恐ろしい量の油を使っていない分、かなりあっさりながら、そこそこ美味しくできました。(※ インド、乾燥しまくっているのとベース肉を食べないので、カレーにはバター(ギー)などの油が結構しっかり入っております。)ただ、もうちょっと「汁ダク」にした方がジャスミンライスに染みてより良かったかもしれません。

あと、チャパティの方は作るのに慣れてきたのもあって安定の仕上がりに。バターを多めに入れたので、バターの良い香りがして、また、ちょっとしっとりしたチャパティになりました。これまたカレーとの相性はバッチリ。美味しかったです。

おばちゃんにも大変好評でしたので、インドカレーを作った時のため、インディカ米も常備しようかなと思った次第です。

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