翁犬ブログ

老犬ラブラドールの日々

新玉ねぎの炊き込みご飯

スーパーなどの店頭に、新玉ねぎが並ぶ季節になってきました。

ガキの頃、玉ねぎが死ぬほど嫌いだったおっちゃん。「やきめし」に入っていたみじん切りの玉葱を、スプーンで一つずつ避けておかんに怒られていたレベルでしたが、おっさんになった今では、生でモシャモシャ食べるくらい大好きです。

でも未だに、子供の頃、心から嫌いだった玉ねぎの味噌汁は作りません。玉ねぎスープは好きで食べるのにです。食べられない訳ではないのにです。まあこれは、同じく嫌いだったしいたけでも同じなのですが。食べられるのに、なんかやっぱ食べたくないのです。子供時代のトラウマ、恐ろしいものです。

けど、嫌いでも、食べる機会を与えてくれたおかんには感謝してます。結局のところおっさんになって殆どの嫌いだった野菜が食べられるようになりましたから。ただ、時に食べる機会は与えても、メッチャ嫌がっているものを毎回のように食べさせるというのはちょっと違うような気もします。トラウマになるレベルで多くのものが嫌いになると、上記のおっちゃんのように食べないということにもなりかねませんので・・・・・・。

まあ、子供の頃の野菜嫌いについては、生物学的な自己防衛本能からくる、ちゃんとした理由もある訳で、ゆえに大人になって馬鹿舌になると、大概自然に子供の頃嫌だった野菜も大丈夫になるということもありますので、過度の偏食でない限り、ピーマンとかにんじんとかセロリとか、子供定番の嫌いな野菜については目くじら立てなくてもと思ったりする次第です。

さて、話しが脱線しましたが、新玉ねぎ、最近ネットで見た新たな食べ方にハマっています。「炊き込みご飯」です。

作り方はメッチャ簡単で、気持ち少なめにした水加減のお米2合に、小さじ1杯から2杯の塩を入れて軽く混ぜ、ソーセージやハム・ベーコンなどを切ったものを乗せ、その上から皮をむいた玉のまま、ばらばらにならない程度に縦に格子状に切れ込みを入れた新玉ねぎを乗せ、炊飯するだけというものです。

出来上がったら玉ねぎを崩してまんべんなく混ぜ、よそって食べるだけ。メッチャ簡単です。

新玉ねぎの甘さや味がぐぐっと前面に押し出され、お口いっぱいに広がり、ハム・ソーセージやベーコンの油脂とも相まって、大変美味しゅうございます。

なお、悪い味にするべく、創味シャンタンの素(油脂と化調)を入れるバージョンも作ってみましたが、個人的には新玉ねぎの甘さを打ち消す程の濃い味になってしまい、あまり美味しいとは思えませんでした。まあ、ハム・ソーセージにも十分な化調が入ってるんで、化調&油脂過多になってしまってそう感じたのかと思います。

より玉ねぎの味だけを楽しみたい場合は、玉ねぎを増量して玉ねぎだけバージョンとか、化調たっぷりのハム・ソーセージやベーコンではなく、豚バラや、鶏ももなどの普通の肉を使ったバージョンでも、美味しくできるかと思います。

また、カレー粉を入れたり、胡椒を利かせまくったりとか、醤油味ベースにしてみるとか、ベースの具材がシンプルなゆえ、味のアレンジもきかせやすいので、色々と工夫したバージョンもできるかと思います。

自分は、豚バラバージョンを作りましたが、素材の味と塩と油脂味だけがお口いっぱいに広がってこれまた大変美味しかったです。

炊き込みご飯、おかず一品減らして横着できるので楽でいいですよね。というわけで新たまねぎシーズン中、何度もいってみるかと思います。

皆様もよろしければ是非お試し下さい。

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