うちの親父は、何故だかししとうがとんでもなくすきなのです。
よって、ししとうの旬シーズンになると、自分がやっている家庭菜園から、もうこれでもかというくらいししとうを持ってきます。どんだけ植えてるねんというくらいの大量のししとうが、数日おきに届けられます。「誰がこんなに食べるんじゃい！」とキレてしまうレベルの、市販のパックだと数十パックにもなるかというとんでもない量です。
そんな大量のししとうですが、大量消費のレシピがないのです。少量を焼いて食べるとか、肉と炒めるとか、煮浸しにするとかくらいしかレシピがなく、保存もあまりきかず、ししとうが特に好きでもない自分たちにとっては、大量にあるとほんとどうしていいかわからないわけですが、そんな中、遂に大量のししとうを保存食として消費できる、素晴らしいレシピを発見しました。
このレシピ、ししとうを大量に消費できるだけでなく、種を取る手間もいらずザクザク切ればいいだけなのも大変ありがたく、また、炒めることでカサが大きく減るというメリットも有る上、冷蔵・冷凍で長期保存もできる保存食であるという、まさに大量消費の救世主的なレシピであるとともに、しっかり味がついているがゆえに、ししとうがさほど好きでなくても、ご飯のお供として大変美味しく食べられるという面も持っているので、今年のうちのししとうの消費は、ほぼこちらのレシピ一択となっています。
ちなみに、上記レシピでは生姜・鷹の爪・味噌・砂糖・味醂・醤油が調味料として使われておりますが、甘すぎる味付けが好みでないうちでは、レシピより砂糖と味醂の量を減らしています。
また、生姜だけでなくにんにくを入れたりいりごまを加え、ごま油を多めにして創味シャンタンの素も入れ、味噌に豆板醤も加えて中華風に仕上げるなど、アレンジバージョンも作ったりしています。
簡単に作れて保存でき、中々に美味しいので大変ありがたいです。もっと早く知れてたらなあとすごく思う今日この頃です。
ちなみに、ししとうはトウガラシ属なので、犬は食べない方がいい野菜だったりします。よってししとうを食べたことのない翁は、いくらししとうを炒めても、「よだれ王」になることはないので安心です。
大好きなきゅうり食べとけ、翁。
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