先日、久しぶりに早起きして山に行ってみました。
とりあえずの目的地は、おなじみ!?の水飲対陣之跡碑。今回は翁の大好きな散歩コースである赤山禅院近くの梅谷から、修学院離宮が所有している山周りにある、宮内庁管轄のフェンス沿いの登山道という、かなりマニアックな道を使って登っていきました。
ただ、山道に入ってからすぐの、翁のレスポンスが全然よろしくありません。アチラコチラでふんふんしまくりです。こういう時は、結構歩きたくないモードなのですが、フェンス沿いの細い登山道になる頃から、急にサクサク歩き出したので、やる気出たのかなと思いましたが、水飲対陣手前の雲母坂の尾根に出て、しばらく歩いたところでとぼとぼになったので、ちょっと休憩を入れ、しばらく休んだあと、「ほな行くか、翁」と言ったところ、なんと翁は、スタスタと元来た道を戻ろうとするではありませんか。
雲母坂尾根に出たところで撮影
雲母城跡近くの一騎駆尾根で休憩する翁
この後、翁は帰ろうとします
ついにおっちゃんが恐れていた、「翁が山で歩きたくなくなって、帰ろうとする」が発動したのです。
数日前にちょっと調子が悪かったことや、朝一で出たのでご飯を食べていなかったことなども多分に影響したのだと思います。最大の要因としては、ご飯を食べずに行ったのが、常にお腹減り減りわんわんの翁にとっては最悪だったかと・・・。ごめんよ、翁。
なお、登ってきた途中のちょっと高めの段差で、以前のようにはジャンプできず、時によろめくことがあったことや、ごくごく前半からのふんふん休憩、そしてこのとどめとも言える、「山歩き途中で元来た道を帰ろうとする」などを考えると、オジイゆえの体力の低下が厳然とおっちゃんに突き出されたような気がして、結構ショックを受けた上に、とても寂しい気持ちになりました。
ただ、山歩きで元の道を帰るのが好きではないおっちゃん。翁と交渉を始めました。「もう少しで水飲対陣まで行けるから、そこから梅谷に降りるルートで帰ろう」と、望み通り帰るから、もう少しだけ登って別のルートから帰らせてくれと、言葉を変えて何度か説明したところ、どうやら「帰る」という言葉がわかったようで、「ほな、しょうがないな」という感じでまたスタスタとついてきてくれました。
再び歩き始めた翁と登山道
うなだれる人
太陽光を浴びる人
もし調子が良ければ、水飲対陣から更に少し裏側まで行って、下りも登山道とは言えないマニアックなルートを使って、曼殊院あたりに降りようとしていたのですが、あえなく断念しました。
休憩する翁
動画も撮ってみました
水飲対陣跡碑で再び休憩したあと、再び梅谷へと降りるルートで帰りましたが、翁は下りはスタスタと歩き、舗装路に出たラストあたりは再び結構なとぼとぼになりましたが、オジイにしては超上出来の結構な距離を、無事コンプリートしました。
水飲対陣跡碑近くの眺望がひらけた場所で
国際会館方面を撮影
こちらはさらに北側
画面中央右の山中にある巨大な建造物は
京都市北部クリーンセンター(ゴミ処理場)
更にオジイになったら、途中で「もう歩けませんで・・・」とかなるのかもしれませんが、そうなったらおっちゃんちょっと泣くやろなあ。っていうか実際にそうなったら、どうして連れて帰ったらええのかという意味でも、泣くやろなあ・・・。
しかし翁、よう頑張ってくれました。おおきに。今度は万全の体制で、軽い山に行ってどれくらい行けるか試してみような。
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