観空台遊園地でお昼&おやつを食べた、翁とおばちゃんとおっちゃん。今度は菖蒲が丘展望台に向かいました。結局、ほぼすべての施設に行くことに。
駐車場につくと、幸せの鐘というのがあるという案内がありました。「ははー、なんもないところで良くあるマーケティングなやつやな。」と思う擦れたおっちゃんと、純粋に、「わー、行ってみよう。」と言うおばちゃん。そして、特に興味もないけど、ただただみんなでウロウロできるのが嬉しい翁。
階段の下には、これまたどこかで見た、愛の証の「南京鍵」が自動販売機で売っていたりしました。二人で鍵かけて永遠の愛を誓う的なやつです。が、もちろん!?僕らはスルー。
階段を上がると、幸せの鐘なるものがありました。
とりあえず、記念撮影しておくことに
仁王立ちのおっちゃんと
愛想無しの翁
翁、なんでおばちゃんの時は
わろてんねん!
とりあえず、記念に鐘も鳴らしとこうと思って紐を引っ張ったら、思いの外にでかい音がして、鳴らしたおっちゃん自身が、「イヤイヤイヤイヤ、すんまへん音ごっつすぎて」ってなるレベルで、事実翁はあまりのでかい音に耳がブワーンって跳ね上がってました。
すまん、翁!
ということで、鐘と眺望だけなのでここも早々に失礼して、本日のメインイベントであるドッグランへと向かいます。
三連休ということもあってかドッグランは大人気で、駐車場は一杯。翁とおばちゃんを降ろして数百メートル離れた別の駐車場に車を停めて戻ると、おっちゃんが夢想していたより遥かに面積の少なかったドッグランには人と犬が沢山・・・。人嫌いのおっちゃんは、この時点で既に少しブルー気味です。
「それならそもそもドッグランなんか行くなよ。」と言うご意見は至極ごもっともなのですが、翁がどんな風になるかちょっと見てみたかったんです。
なおここのドッグラン、小型犬と中型・大型犬でスペースが分かれており、中大型犬は比較的少なかったのでおっちゃんちょっとだけホッとします。
ドッグラン内にいざ突入。特に嬉しそうな様子もない翁ですが、やたらそこかしこをフンフン、どうやら他の犬のお○っこちゃんの気配を感じている様子。
「そう考えると結構ばばちいスペースやなあ・・・。」と、更にブルーになるおっちゃん。とりあえず、あまり人も犬もいないスペースに移動して、翁と遊んでみようとします。
ドッグランなるものにやってまいりました
うはー!ボール遊びやー!
うひょー
かぶるの失敗して
弾いてしもたー
待て待てー
あっはっはっは
ん!?
知らん犬走ってきた
こわっ!
あっ!びっくりして
ボール落としてもた
取りに行きたいけど
知らん犬怖い
なんですのん?
あっ、僕のボールが
おっちゃん
僕のボール・・・
取られてまいました・・・
gif動画にしてみました
どうやら翁、他の犬にハードに寄ってこられると怖いのか戸惑うらしく、どうしていいかわからなくなる様子。
その様は「おっちゃん、なんかごっつい勢いで犬来てますねん、犬。」みたいな感じでもあります。他の犬との触れ合いも目的であると思われるドッグランで、それは致命的やがな翁、と思いましたが、とりあえず気を取り直してもう一度ボール遊びにチャレンジしてみます。
わー、おばちゃん
ボールほってくれなさい
うわー、また弾いてもたー!
待てー
待てー
あはははー
うわっ!また知らん犬来た
怖いー!
きゃーっ
助けてー
ということで二度目も、犬まっしぐら!?状態。他の犬とのふれあい経験が少ない上に老犬でもある翁には、若者のがむしゃらなパワーは楽しいよりむしろ怖い様子。
そんな訳で、もうボールには反応もしなくなりました。
おっちゃんボールあろて(洗って)
来てくれたん
けど投げても
知らん犬来て怖いから
見るだけでスルー
その後も、友達になろうとフンフンされたり、追いかけっこして遊ぼうと誘われた翁でしたが、すっかりテンションだだ下がり。大人しい翁は自分からなにか仕掛けることもなく、ただただ戸惑い、どうしていいかわからず立ちすくむのでした。
フンフンされるも
テンションだだ下がりで
ほぼノーリアクションの翁
ただただ困ったような顔して
立ちすくむばかり
ついには大好きなイカ
(翁一番人気のおもちゃ)
にすら
見向きもせず
誰も登らないここだけが
唯一の安らぎの場所に??
更に先程、自分たちが座ってた椅子の後ろで、椅子に直接おしっこかけてる犬が出現。当初の予感通り、そこかしこでマーキングしまくりの犬もいる様子です。どうりで誰も椅子に荷物も置かないし、座ってもいないはずです。まあ、この時は見ていた飼い主の方がちゃんと処理されていましたが・・・。
おっちゃんの頭の中で、いかりや長介の名台詞「だめだこりゃ!」ズッチャッチャ、ズチャズチャ♪という音が聞こえてきました。
「翁、ドッグも、ドッグに追いかけられるランも苦手なワンワンやと、ドッグラン楽しないなあ。翁にはドッグランは向いてないんやなあ。それにおっちゃんも、予想しとったけどドッグラン苦手やわ・・・。」ということで、帰ることにしました。
ドッグラン近くにある釣り堀も兼ねた池をなめつつ軽く散歩して、帰路に。市街を走った行きとは違って、帰りは周山街道から、普通は誰も行かないようなごっついマニアック細道の山道を通って帰ったのですが、翁はいつもと変わらずおばちゃんの腿に頭を乗せて、流石にお疲れになったようでグーグー寝ておりました。
お疲れちゃん、翁。ドッグランはも一つでごめんやったかもしれんけど、他では楽しめたか?また車乗って遊びに行こな。
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