先日ニュースで、小麦粉が高くなってきたので、週２だったパン給食が週１になったというのを見て、「おっさんが子供の頃は、米飯給食と呼ばれた月イチのご飯が出る給食が、めっちゃ楽しみやったのに。」と、激しく世代の違いを感じた今日この頃。ブログお題コラボで「好きだった給食メニュー」というのがあったので、書いてみることにしました。
自分、ガキの頃は野菜＆魚嫌いの偏食野郎だったので、給食は結構苦痛でした。生で食べなければいけない、驚くほどに味もなく、食感もよろしくない美味しくないパンは、それにつけるジャムとかピーナツバターとかも自分の場合嫌いだったので、非常に食べるのが厳しかったですし、野菜たっぷりの粕汁とか、もう自分にとっては地獄メニューでした。
そんな中、一番好きだったのは、ジャンクの王道みたいな「くじらカツ」でした。うっすいカチカチのクジラ肉に、ちょっとカレー味の、悪そうな脂が染みたこれまたうっすい衣がついているくじらカツを、前記の美味しくないパンに挟んで食べるのが好きでした。
後は王道のカレーと（自分の頃は純粋なカレーではなく、なぜかカレーシチューと呼ばれ若干アレンジされていました。）プリン、くらいですかね。自分で書いていて、いかに己が偏食野郎だったか分かる好きなメニューレベルで、恥ずかしい限りです。
ただ、そんな自分も、偏食を直そうとする当時のおかんの激しい攻撃！？のかいあって、おっさんになってからは、野菜も魚も普通に美味しく食べられるようになり、おかんには心より感謝している次第です。
なお給食って、世代間だけでなく、地域によってもメニューとかが大きく違っていて、「え！？そんなメニューが！！」とか、「何？その食べ物？」とかいうのもあって、ネタとしてかなり盛り上がりますね。
前記のようにおっさんの時代は、安価なクジラ肉がしょっちゅう給食メニューに出ていたのですが、捕鯨制限が行われてからはクジラメニューはなくなったでしょうし、現在ではクジラ肉は高級食材なので、産地くらいでしか給食メニューにはならないでしょう。
イカやサンマ、イワシでさえもガンガン値上がりしている昨今、給食で魚もあまりでなくなってるんでしょうか。今の子供達の給食ってどんななんですかね。
ただ、どんな時代でも、好きだった給食のメニューには「カレー」が入っているだろうなとは思う、初老になってもカレー大好きおっさんだったりします。
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