翁犬ブログ

老犬ラブラドールの日々

翁、毒虫?にやられるの巻

ねんね翁
実家のエアコンの効いた部屋で、ねんねする翁。

果たしてこのあと、毒虫にやられたらしい足の激痛で寝られなくなるなど、誰が想像できたでありましょうか・・・。

日曜の朝、いつも通りご機嫌で朝の散歩を終えた翁は、朝ご飯をもらえるのを楽しみに待っていたのですが、そんな中おっちゃんに、もう一人のおばちゃん(おっちゃんの妹)から電話がかかってきました。

「迎えの車を使える時間の関係があって、いつもより早いけれども、翁を迎えに行く」という連絡でした。もう一人のおばちゃんは、休みの日に翁と触れ合うため、時に翁をおばちゃんのうち(実家)に連れていくことがあるのです。

翁が待っていた朝ご飯は、おばちゃんのところで食べることにして、ほどなく、翁は車で迎えに来たおばちゃんといっしょに、実家へと出発していきました。

前日、妻が休みだったこともあり、はしゃいであまり寝られなかった翁は、お疲れモードだったので、実家で朝ご飯を食べたあとは、エアコンの効いた涼しい場所で、早々にグーグー寝始めたらしく、最初の写真は、その時の様子を報告してきたおばちゃんのメールに添付されていたものだったのですが、「おー、やっぱ寝たか。ねぶたそうやったもんな、ええこっちゃ」などと呑気に思いつつ、だらだらしていました。が、そのダラダラは、再びのおばちゃんからの電話で、ふっとばされました。

心配機能!?が高いおばちゃんは、翁にちょっとでもなにかあると、「死んでしまう!」と思うのか、泣きそうになりながら、こんな事を話しました。(※ まあ、死んでしまうというのは大げさですが、おばちゃんの翁有事のリアクションは、心配機能が高すぎるゆえに、現在の老犬時だけでなく、幼少期から、ずっとそんな感じなのです。)

「翁が寝たので、洗濯物を干しに行って戻ってきたら、急に飛び上がって起きたので、トイレかと思って行ってみたけれど出なかった。家に戻ってきて、起きたついでにブラッシングでもするかとゴロンさせて前足を触ったら、キャンッっと痛そうに叫んで立ち上がり、足を引きずりながら歩いてかばい始めた。もはやどうなっているかわからない。とにかくすぐに来て欲しい」と。

ちょっとしたパニック状態。ただ、話しを聞いた感じでは、足が折れているとか、流血を伴う怪我をしたとかという感じではなさそうです。とにかく、チャリですぐに実家へと向かいました。

数分で到着して部屋に入ると、翁は悲しそうな顔で立っていました。聞くとどうやら伏せも、お座りも、ゴロンもせず、立ったままじっとしていたようです。この時点で、足が折れているのにずーっと立っているとかはかなり厳しいので、骨折の線はないだろうなと思いました。

痛がっているのは左前足とのことで見てみると、なんとなく上部が腫れているような気もします。そこで思い出したのは、朝散歩でのことでした。

その日のコースは若干山道系の未舗装道路などもあるコースだったのですが、そこに行った際、至近距離を低空で飛ぶアシナガバチがいたのです。中々危ないなと思ってみていると、ハチは翁の方へ。

「ぼーっとしてると刺されるかもよ」とか思っていたんですが、飛び去っていったらしく、しかしその後、虫嫌いお坊ちゃんの翁が、振り返って口を開けてガブっみたいなポーズをしたので、「ん!もしかして、とまられたりしたか?」と思ったことを思い出したのでした。

「お前、あの時蜂にさされたんか?」ということで、患部らしきところをそーっと触ってみることに、すると、モモの内側にぷくっと腫れているような箇所を発見しました。そしてそこを触った時、再び翁はキャンッと痛そうに叫んで飛び退いたのでした。

翁に謝りつつ、これはハチに刺されたなということで、応急処置をすることに。刺されたと思われる時間から結構経っているにも関わらず、痛がる意外の大きな様子の変化や、食欲の減退、嘔吐、ふらつきなどはないので、アナフィラキシーはないであろうと判断しました。

とりあえず患部を洗浄し、冷やそうということで、患部らしきところを水シャワーで洗って冷やし、また、翁が容易に舐められるような場所ではなかったのでムヒアルファEXも塗って、更にその上から冷却のために保冷剤を付けて包帯を巻き、しばらく様子を見ることにしました。

包帯をまかれる時も結構嫌がっていたので、どうやらかなり痛い様子。ただ、歩く時に足は引きずるものの足をかばってケンケン状態までではなく、その後自己意思で外にトイレにも行ったので、骨折や怪我の線は完全に消え、ハチが濃厚だと思われますが、何らかの毒虫にやられたという線で、ほぼ確定となりました。

その後妻も合流し、更に様子を見ましたが、徐々に痛みも和らいだのか、頑なに経っていた状態から、伏せの体勢へと変わり、眠そうな様子になってきたので、症状は若干緩和したであろうということで昼寝してもらうことにして、様子が変わったらまた連絡をということで、おっちゃんと妻は帰宅。

その後は、痛みもましになったようでぐーぐーといびきを掻いて寝ていたようです。

ということで、その日の夜は実家でご飯会が開催されることもあり、夕方に再び実家へ。翁はまだ完全復調という感じではありませんでしたが、痛みもだいぶ引いたようで、自分たちが来たのを知るとうへうへ顔に。その後、夕飯はいつもどおりの食欲っぷりで秒で完食。

その後のご飯会では、親父の横にピッタリついて、きゅうりなどのおやつをねだるのが常なのですが、流石にまだ復調していないのか、伏せ状態で若干元気がなかったのですが、数十分後に急に立ち上がっていつものようにおやつくれアピール。

そこからはほぼ回復したようで、いつも通りの翁に戻ったのでした。

いやあ、大事にならなくてほんと良かったです。

なお、ハチではなく、実家に行って、おばちゃんが洗濯に行って目を離した際に、ムカデにやられたのではないかという考察もあったのですが、普通ムカデに噛まれると、その瞬間から激痛が走ることや、また、腫れや症状の持続時間がムカデにしては軽すぎたこと、更に後に調べてみると、ムカデに刺されたときは、冷やすのは逆効果になることもあるということで、ガンガンに冷やしまくった翁が、それであの回復はないんじゃないかということになり、(ムヒEXがめっちゃ効いたという可能性もありますが・・・)やはり原因はハチだったのではなかろうかという結論になっております。

(※ ムカデの毒はタンパク毒で、43度以上のお湯などをかけることでタンパク質を変質させ、毒要素を軽減するという対処法があるようです。ただ、これ以下の温度だと、むしろ血流を良くして毒の回りを良くしてしまうという可能性や、逆に45度以上になると、今度は低温やけどなどの可能性も出てくるため、対処法としては中々微妙ではあるかと思います。特に犬の場合は、この方法を取るのは難しいかと思う次第です。)

そんな訳で、その後も普通に歩いて家まで戻り、痛がる様子もなく普通に寝て、翌日からは完全通常営業!?となりました。

ツイッターで(あ!? Xやったか)ご心配くださいました方々、コメント等ありがとうございました。おかげさまで現在はいつも通りの元気な翁になっております。



クレートでねんね翁
ほぼ回復後
お腹もいっぱいになって
実家のクレートでねんねする翁




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本日の翁

「ご飯食べたい人」の声がけに
尻尾で反応





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